《昨日の補足》
【4月23日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=154円80銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:38,239.98(+253.58)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:9814.5(+65.5)
②午後売:—
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.5005(-0.0015)
④金:2332.2(-66.2)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤—
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1570円
②ロンドン午後:—
③N.Y. : 1590円
※ニューヨーク為替引値(円)
154.84-154.85(0.21円安-0.2円安)
【4月22日:昨日の状況】
※国内銅建値1540円 (4月19日より+20円)
《昨日の補足》
※昨日、メーカーでも特に中国のメーカーが現物を積極的には買って
いないのではないか?と書きました。 もちろん、全てのメーカーの
資材部に「購入量を減らしているか?」とか「LMEの上昇ほどには価
格を上げていないか?」と確認したわけではないので、中国のメーカ
ー全部が「現物を積極的に買っていない」という確認は出来ません
(evidenceは出せません)。
※なので、中国だけでなく、日本のメーカーも含め、現在、メーカー
にいくらでも現物を売れる!(正確には、現物を通常の計算式の価格
で、数量をいくらでも売れる!)という方は、この歴史的相場急騰下
であっても積極的に現物の売買をされればいいと思います。
※昨日、注意を呼びかけたのは、通常であればメーカーに「LMEの
◯◯%で売れるはず」と思っていた荷物がメーカーに「売れはするが、
それほどには価格が高く売れないということ」です。
※あまりに急激な相場上昇であるがため、最終需要家であるメーカー
が、いつも通りの計算式(LME X ◯◯%)では買っていない、もしく
は、いつもの計算式でも約束通りの数量を買っていないと思われるの
です。
※話をややこしくしているのは、“市中に現物が少ないこと“です。
※商社・問屋の皆様にしてみれば、ここ数ヶ月間、かつて経験がない
ほどの品薄であると感じている方が多いので(小生は原因を、プレー
ヤーの増加し過ぎだと考えてます)、価格が過度に高い荷物であって
も、売りのofferを受ければ、荷物を買ってしまいがちです。
※焦って高い価格の荷物を買い、売ろうと思ったら意外にも価格が付
いてきてない(=計算上の高値が出ていない)ということに、注意を
喚起しました。
※結果として、高値で買ってしまった荷物は、メーカーが買わない限
り、あぶれたままとなります。いきなり目の前から消えて無くなるこ
とはありません。
【お知らせ】
4月29日(月)〜5月6日(月)まで、相場情報をお休みします。再開は、5
月7日(火)を予定しております。
※雑線(ヤード持込):【4月22日現在】
【1】ワイヤーハーネス:560円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):540円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):470円前後
【4】雑線B :360-390円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】
以上